スロットのコインはシマの入り口まで借りに行ったのです。座ったままで傍からジャラっと出て来るなんて、わりと最近の事。
そんな、今ではちょっと考えられないようなスロット昔話をします。
他にもバブリーだった頃のパチンコの話も少し。
私は今はスロットオンリーですけど、20年くらい前まではパチンコをよく打ってました。
その頃のパチンコはなかなかクレイジーでしたよwww
ていうか、そもそもパチ屋に女性が少なかったよね。
今なんて、特に昼間なんか、パチのシマはほとんど女性では?
いやー、ほんといろいろと変わりましたよね。
パチンコ屋昔話。スロットのコインは席を立って借りに行ってました。
このブログ開始した頃は、実はパチ屋の昔話メインに書くつもりだったんです。
でも、今のリアホ話のが豊富だし、ついつい実戦話が多くなっているのが現状。
両手両足でも足らなくなってきたスロ歴です。せっかくだから懐かしい話も書いていきたいな。
近頃よく昔のことを思い出して、様変わりしたホールと変り映えのない自分に苦笑いすること多しw
せわしかった昔のスロット
自分の席でコインが借りられるのなんて、私的にはつい最近です。
大昔の貸しコインは、棒状に紙にくるんでカウンターで渡されたのでした。
その名残で今でも1,000円の事を1本と言う……
(。゚ω゚) ハッ もしかして1本って死語なの?
でも、正直、私はさすがにその時代を知りません。
私がスロット始めた頃はシマの端に貸しコイン機が設置してあって。
そこまで借りに、いちいち席を立ってたんです。
パチンコの細長い箱持ってね。
細長いパチンコ箱
今の人ってそんな箱すら知らないでしょw
こんなやつでした。
昔はスロット用の箱ってなくて、パチもスロもこの箱。
奥行き、深さが5~6㎝、横が17~18㎝くらい?
しかもこの箱、下に行くほど狭くなってたし。
ドル箱なんての出て来たの、うんと後なんですよ。
何度も通(かよ)ったコイン貸し機
コイン貸し機も最初はパチンコみたいなやつで筒みたいなの持ち上げる感じで下で箱で受けて。
(パチンコも昔は玉貸し機まで行って借りたからね)
少ししたらスロットは四角い口みたいなとこにザッと出て来て、それを手で掻い出す感じで箱に入れるように変わった。
ニューパルが出て来た頃だね。
(こんな感じのやつ ゲーセンならまだあるか)
いっぺんに借りるのはもったいないから少しずつ……だから何度も行くハメに。
そうそう、昔は100円ずつでも借りれたんだよ。もちろん500円でも。
でも、スロにモーニングが始まってからは100円購入が禁止になったんだよね。
1,000円で買わないといけなくなったんだった。
友達と分け合ってポケットに入れて、ボーナスが入ってる台を探したね……
もちろんすぐ見つかって、今度やったら出禁とか言われましたけどwww
そんな、モーニング自体もやがてやらなくなったね~
本来の目的から外れたことするからですよね(;^ω^)
両替も必要でした
打ってる途中、なくなったらコイン貸し機へ走るわけ。で、混み合ってる時もあるし。
こぜわしかった。
思えばあの頃のスロッターってマメだったかも。
直接万札も5千円も使えなかったので、先に両替しないといけなかった。
店内には両替機が必ずあって、近所のお店が釣り銭を作るために両替に来るのを禁止してましたw
余談だけど両替はパチンコにも必要だった。
パチンコも、以前は100円や500円が使えた。それで十分遊べる台があったんだよね。
スロットは早くに100円や500円は使えなくなったけど、パチンコは15年くらい前だったら使える店もまだあったね。
(これは新しいタイプではあるけど長らくホールにあった)
パチンコの玉貸し機にうまく通らなくて、下でこすってから入れてたな~
自分の席で全て事足りる今
スロット打ち始めると私は自分の台だけに必死になるので、よく旦那に「もっと席を立て」って怒られるの。
でも、意図して立たないと用事ないじゃん? トイレ行くくらい? 好きな飲み物買いに行くくらい?
昔みたいに両替しなくていいし、コインは席で出て来るし、コーヒーだって煙草だって持って来てくれるでしょ?
旦那が席を立てって怒るのは、座りっぱは身体に良くないし、たまには他の台やシマも見ろって言うわけ。
だってしょうがないじゃないか(byえなり)
昔なら立たざるをえなかったんだけどね……
今は自分の席で全て事足りちゃうからね。
多分、そうなったのはお客さんを便利にしてあげようとかではないはず。
立たなくていい分、回してくれってことよね、店側は。
でも、立つことを強いられて来た昔の人からしたら、今って天国なわけ。
用事なかったら立ちたくないwww
コインの自動補給機もそうよね。
サンドのコインが切れる店は今ではもうほとんどない。
古い店ではまだあるかもしれないけど……
客を待たせることはすなわち稼働が短くなることだから。
余談だけど、ホッパーエラーの時、すごく待たせる店。
もちろん自動補給じゃない店だけど……
閉店間際で箱拭いたりしてヒマなくせに、すぐ来ないの。ほんと腹立つわ~
ただでさえAT取り切れないなと思ってンだから、はよ来いよ! セコいわ。
いくらヒマでも……
事足りてるせいか、若者はヒマなんでしょうな。
最近すごくよく見かけるのが、スロット打ちながらスマホ見てるやつ。
メールとかライン確認してるならまだしも、動画見てるのよ。
はあ? 今、スロット打ってんでしょうに。
なんで今やってることにしっかり向き合わないのかなぁ?
大きなお世話だって声が聞こえそうだけど、いくらヒマでもあれはない。
あれ見るといつも思うのよ。
昔の、シマの入り口にコイン借りにいかないとならなかった時代に戻らないかなってね。
各席にUSB付いてない店の方が少ないくらいの今、ホールも推奨なんですかね?
昔は本読んだりしてても注意されたけどね~
時代遅れの店と最先端の店
ホール内にコイン貸し機が数台なんて店はもうさすがにないですが……
隣の人とコイン貸し機が仲間なところや、カードを入れる機械が隣の人と仲間なところは探せば未だにある。
私は関西出身なんですが、その時代遅れな店は東京に来てから出会いました。
多分、今も変わってないんじゃないでしょうか……去年にもまだありました。
なぜに仲間?
隣と仲間ってのは、コイン借りに席を立つより厄介だと思います。
特に、カードを挿すところが隣り合って仲間ってのは……
コインが出るところは一緒になってるわけなんです。
「ギャンブル」と「共有」って一番共存しない言葉ではないでしょうか。
写真がないと判りにくいかもしれませんが……
そのコイン貸し機は左右の台で共有で、どちらに有効にするかの矢印ボタンが付いているんです。
使用中のパッキーはもちろんそれぞれの残額が出る訳なんだけど……
コインが出るところは同じ。
間違えて隣の人のカードのボタン押しちゃわないかなとか、コインの落ち口に残ってるのは隣の人の残り? 私の取り忘れ?
こうなるともう、スロットに集中出来ません。
なんとかして、ダ○○○さん、あなたのところです。
スロット打つより他に気を使わないといけない店には、自然と足が遠のきますね。
最先端
最近は席と席の間に透明の板が入ってたり、足元に隣の人の足が来ないようにしてあったりと、隣人に気を使わなくて済むような配慮のあるホールが増えました。
これはいいことですね。
ホール内は禁煙のお店もあります。素晴らしい。
私は煙草は嗜みませんが、吸っている人を毛嫌うほどではないです。
なので、すごく気を使って隣で煙草を吸う人には、そんなに気を使わなくて平気よ、と言ってあげたくなることもあります。
かと思えば、点けた煙草を吸いもせず灰皿に置きっぱなしで、ちょっと吸ったと思ったら消してまた点けてを繰り返すやつは、死ねばいいと思います。
あ、ごめんなさい、ちょっと言葉が過ぎました。でも吸わないなら点けなくていいですよね?
このような私の悪想念の根源はホールが煙草をOKにしているからです。
禁煙のホールを見習ってどのホールも分煙化しましょうよ。
2020年はかなりその向きになるようですが……
どうせならとことん最先端になっていただきたいですね。
25年ほど前のパチンコの話
25年ほど前の私は、パチ打ったりスロ打ったりしてました。
パチ7、スロ3の割合くらいだったから、よくパチンコを打ってたと言えるかもね。
当時まだCR全盛の時代です。今もCRと名の付くパチンコはありますが、それとは全く異なります。
CRも今思えばよく判らないシステムでしたね。
先に磁気カードを買う
今のパチンコは現金入れて、未使用分はカードやコインで戻って来て換金出来ますよね。
しかし昔は現金投資のおつりはその場で戻って来てました。
とはいえ、たいてい500円や100円を使って打ったので、当然先の両替機が必要だったということになります。
1,000円札が使える玉貸し機が席に付いた自体、少し後でした。
CRというパチンコが初めて登場した頃、現在のCR機とはかなり異なりました。
CR機を打つにはまず専用販売機で磁気カードを買わなければなりませんでした。
このカードには残ってもおつりはありません。しかも、買った店でしか使えません。
残ったカードは後日使用出来ますが、どこの店のか判らなくなることもよくありました。
(マジックで小さく印付けたりした)
磁気カードのことはパッキーと呼んでたけど、よく見たら私が使ってたのはパニーって名だったわ。
金額は2,000円、3,000円、5,000円だったかな。
おつりが出ないということで少額ずつ買ってたけど、それこそ何度も席を立たないといけないんです。
CR機の玉の飲み込みっぷりはハンパなかった。
そのかわり、出る時は鬼のように連チャンしたりして……CRのシマは鉄火場でしたね。
バブリーな新台入れ替え
とある田舎に暮らしていた頃……
通常営業の店で、新台のシマだけ時間差でスタートだったんですが、なんと。
1台に付き2,000円ずつのパッキー付きでの解放でした。本当の話。
台に据えてある箱の持ち手の上に、全台にきれいに置いてありました。
そんなサービスをしても元が取れるくらい、CR機でのホールの売り上げはすさまじかったんだと思います。
やがては射倖性が強すぎる台に規制がかかり、確変が3回セットからループするタイプとか消えていきました。
ちょうどそのあたりから私もパチンコから完全にスロットにシフトしてしまったので、そこまで詳しくもないのですが。
15年前くらいまではあったかな。その後、徐々に消えていきました。
えっ、そんな最近までこのカード使ってたとこあるの? うそでしょ。
そもそも、パチンコ玉をあらかじめ大量に借りるシステム自体ヘンですよね。
クオカードならコンビニで使えますけど、パチンコ玉にしか替えられないカードなんてナンセンス。
かくいう私も、CRばかり打ってた頃は店に入るなり5,000円のカードを何枚も買ったりしてた。
今思えばクレイジーすぎて、笑えます。
最後に
記憶の奥のホールは、いつもうっすらと煙っていて、軍艦マーチか演歌が流れてて。
店員は腰に下げたキーをジャラジャラいわせながら通路で煙草吸ってるような、チンピラばかり。
そんなところに出入りする若者なんて、不良かろくでなししかいなくて……
でも私はあの空間が好きでした。今も変わらず、そう。
F1の曲やらユーロビートやらが流れるようになったり、BGMの変化は客層の変化ですかね。
最近は……もう有線流してるような店はないよなぁ。
店員さんはたいていニコニコして深々会釈して。空気清浄機も置いてあって。
まぁ客は「この人何やってる人なのかな」ってのは今でもいっぱいいるけども。
これからも私はホールに通い、くだらない思い出を増やしていく所存です。
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